南米ウォーカー
| 大規模な遺跡もなく、観光の目玉となるような見どころもない。だが、素朴でのどかなこの国はまさに桃源郷。なだらかな緑の丘の向こうに古い教会の白壁が映え、村の家々には色とりどりの花があふれる。この国の人々の誇りは、グアラニー族の祖先の血。パラグアイというのもグアラニー語で「鳥の冠をかぶった人々の国」という意味だし、通貨の単位や高級ホテルの名前までグアラニーである。南米でも有数の親日国で日系移民も4千人から5千人いる。 |
気候
| 気候は亜熱帯性で、平均気温は20〜24.5℃。夏期の11月〜3月には30℃になる。 |
目的別おすすめシーズン
| 旅行には5〜8月が最適。 |
食事について
| パラグアイの料理は、家庭料理が中心。ホテルなどのレストランは別として、町中の食堂はパラグアイの家庭料理のメニューが主流。 [アサード] 串焼きにした牛肉に香辛料をまぶして炭火焼きにした焼肉料理。野菜やマンジョーカ(ユカ芋)などと一緒に食べる。 [チパ] アルミドン(ヤムイモのでんぷん)をこねて焼いたパン。パラグアイの代表的なスナック。 [街角のスタンド] 揚げ餃子のようなエンパナーダ、トウモロコシとチーズに入ったケーキ状のソパ・パラグアージャなど素朴な軽食が安く食べられる。 [マテ茶] パラグアイ人が1日に何回も口にする国民的な飲み物。これはイエルバ・マテという木の葉を乾燥し、砕いてお茶にしたもの。小さな壺のような形の容器に入れて熱湯を注ぎ、ボンビージャというストロー状の吸管を使って飲む。熱湯の代わりに氷水を入れ、数種類の薬草を加えた冷たいマテ茶はテレレと呼ばれ、とくに暑い日中には清涼飲料水代わりによく飲まれている。 |
ショッピングについて
| おみやげのほかに、一般の外国製品も安い。電気製品やカメラなどは日本とたいして値段が変わらないし、最新機種はあまり見かけないが、スポーツシューズ、ヨーロッパ・ブランドの化粧品、洋酒などはおそらく南米一安いのでは、と思われるほど。品数・種類も豊富でお買い得だ。ただし、空港内の店は規模が小さく、いいものがほとんどない。これらの輸入品のショッピングには、アスンシオン市内にいくつもあるデパートや専門店がおすすめだ。 お土産 [ニャンドゥティ・レース]“蜘蛛の巣”という名の通り、とても繊細なレース編み。コースターのような小さなものからテーブルクロスやドレス、ベッドカバーまでいろいろある。アスンシオン近郊の町イタウグアが生産地だが、アスンシオン市内でも買える。[アオ・ポイ]独特な刺繍入りのコットン制の布。ブラウス、ワンピース、テーブルクロスなどに使われる。買うときは縫製のしっかりしたものを。[革製品]おもに牛革を使ったカバン、ベルト、乗馬用品、衣装など。買う前にデザインや縫製をよくチェックしよう。[金銀細工]指輪、ブローチ、イヤリングなどの繊細なアクセサリー。アスンシオン近郊のルケの町が生産地。[楽器]独特の音色を奏でるアルパ(ハープ)やギターなど、手作りの楽器。おもにルケで作られている。[グァンバ、ボンビージャ]マテ茶やテレレを飲むときに使う茶器。グァンバは金属や角制のコップ、ボンビージャはストロー状の吸水具で、安物から銀製の凝った細工物までいろいろある。[木製品]丸彫の食器や置物など。[陶器]素朴な図柄の焼き物など。 サイズ 基本的に生産された国のサイズ規定になっている。 |
お金について
| 単位とレート グアラニー(Guarani) 1ドル=6015グアラニー(2004年3月) 紙幣の種類 500、1000、5000、10000、50000、100000 硬貨の種類 1、5、10、20、50、100、500 両替 現金、T/Cとも、銀行のほか、おもな都市のカサ・デ・カンビオ(両替商)で両替できる。現金はT/Cより若干レートがよい。 物価 物価は全体的に安く、経済も安定している。交通費も、隣国のアルゼンチンやブラジルに比べると安い。ブラジルとの国境の町シウダー・デル・エステは輸入品が免税価格で買えるため、アルゼンチン、ブラジルからの買い物客が集まる。アスンシオンにもヨーロッパの化粧品、日本製の家電製品、オーディオ機器などがかなり出回っており、周辺諸国からショッピングに来る人も多い。 |
チップについて
| サービスを受けたらチップを払う習慣はある。最初から料金の中に含まれている場合を除き、US$1に相当する現地の紙幣で払うのが一般的。 ベルマン・ドアマン・空港のポーターに渡す時 荷物1個につき$1程度 レストランで 合計金額の15〜20%。ただし、サービス料が含まれていれば小銭程度でよい。 タクシーで 基本的には必要ない。大きな荷物を運んでもらった場合など、お釣りの小銭をもらわないなど。 |





